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記憶方法は色々ある:自分にあった記憶術を見つけ出すべし

これまでご紹介した以外にも記憶方法は色々あります。例えば、「スイヘイリーベボクノフネ」と元素番号を覚えた記憶はあるはずです。これは「頭出し法」と呼ばれるもので、昔から使われていた記憶法です。この方法で秋の七草を「ハスキーなお福」と覚えた人もいるでしょう。

ハ(はぎ)ス(すすき)キ(ききょう)ーな(なでしこ)お(おみなえし)ふ(ふじばかま)く(くず)

この頭出し法は、非常に即効性のある記憶法です。例えば、以下のものを記憶して下さい。

(動脈硬化を進める危険因子)
・高血圧 ・糖尿病 ・高脂血症 ・高尿酸血症 ・肥満 ・喫煙 ・ストレス ・運動不足

例えば、

「高(高血圧)等(糖尿病)の講師(高脂血症)は、降参(高尿酸血症)して、肥えて(肥満)タバコ(喫煙)を吸(ストレス)ったら、運(運動不足)がつきた」と覚えます。

動脈硬化を進める危険因子は「高等学校の講師は降参して、肥えてタバコを吸ったら運がつきた」と記憶するだけで、それぞれの因子が出てくるはずです。

また、「リズム」も記憶には大切な要素です。例えば、英語の「現在」「過去」「過去分詞」には、4つのリズムがあります。
ひとつは、「hit hit hit」のように全てが同じもの、もうひとつは「buy bought bought」のように過去と過去分詞が同じもの、3つ目は「come came come」のように現在と過去分詞が同じもの、そして「begin began begun」のように3つ全てが異なるものです。この4つのリズムで動詞の変化を覚えます。

このリズムは英語だけではありません。日本語には「五七五」というリズムがあります。
名前や数字をこのリズムにのって喋ると覚えやすくなるそうです。つまり「体で覚える」ことができるのです。

また、図表やイラストにするのも記憶を固定化するのに役立ちます。

例えば、数学の公式などは文章だけではなかなか記憶に残りにくいものです。このような場合は、自分で文章をイラスト化してみましょう。

例題Ⅰ 以下の公式をイラスト化して下さい。

2点A、Bから等しい距離にある点の集合は、線分ABの垂直ニ等分線である。

ABの直線を引いて上下に三角形のイラストを描くと、この公式は分かりやすくなるはずです。さらに、文章も図式化した方が覚えやすいものもあります。

例題Ⅱ 以下の文章を図式にして下さい。

ピロリ菌に感染した人はすべて「慢性胃炎」となり、その一部が進行すると「慢性胃潰瘍」や「胃がん」になります。

自分が理解できるように図式化することが大切です。図式化したものと文章を繰り返し読むことで、記憶がしっかりと定着します。

記憶術は、手を抜くための方法ではありません。記憶術を覚えても普段の勉強がおろそかでは、効果を発揮できません。まずは、しっかりと勉強して、なかなか覚えられないものは記憶術で補うという姿勢が大切です。

まずは、ゲーム感覚で記憶法を楽しんで下さい。

 

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