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基礎結合法をマスターしよう

記憶力を鍛えるためには、「連想力」「連結力」「変換力(置き換え)」が基本ですが、順番に多くのものを覚えるのには、この方法だけでは無理があります。例えば、足利十五代将軍を記憶するとします。

①足利尊氏(たかうじ) ②足利義詮(よしあきら) ③足利義満(よしみつ)
④足利義持(よしもち) ⑤足利義量(よしかず) ⑥足利義教(よしのり)
⑦足利義勝(よしかつ) ⑧足利義政(よしまさ) ⑨足利義尚(よしひさ)
⑩足利義稙(よしたね) ⑪足利義澄(よしずみ) ⑫足利義晴(よしはる)
⑬足利義輝(よしてる) ⑭足利義栄(よしひで) ⑮足利義昭(よしあき)

このまま記憶するには、そう簡単ではありません。そこで効果的なのが置き換えです。尊氏以外は、全て「義(よし)」が最初についています。義以下の漢字を置き換えてみましょう。

①うじ虫 ②アキラ君 ③ハチミツ ④もち ⑤かずのこ ⑥のり ⑦カツオ
⑧まさかり ⑨ひさし ⑩たね ⑪スミ ⑫春 ⑬てるてる坊主 ⑭日照り ⑮秋

このように変換すると覚えやすくなりますね。問題は順番です。15個ぐらいなら連想法で覚えられるかもしれませんが、これが30、50、100個になると難しくなります。これを可能にするのが「基礎結合法」です。

基礎結合法とは、良く知っているもの(決して忘れないもの)を基礎にして、記憶するものを連結して記憶する方法です。基礎にするものは、なんでも構いません。もっとも効果的なのが、人体です。頭から足先までに以下のように番号をつけます。

①頭 ②額 ③目 ④鼻 ⑤口 ⑥あご ⑦首 ⑧肩 ⑨鎖骨 ⑩胸 ⑪みぞおち
⑫へそ ⑬下腹 ⑭股 ⑮お尻 ⑯太もも ⑰ひざ ⑱ふくらはぎ ⑲足首 ⑳つま先

実際に手でその場所を触りながら番号を言いましょう。確認することで、しっかりと体に番号が刻み込まれます。これが、イメージを入れる「引き出し」になります。

この引き出しと変換したものを結合してイメージを作ります。例えば、足利十五代将軍なら、以下のようなイメージになります。

① 頭の上にうじ虫がいっぱい。
② 額のアキラ君が飛んできた。
③ 目の中にハチミツが入って痛い。
④ 鼻からもちが出てきた。
など、強烈なイメージを作ります。

この番号の基礎となるにものは、色々考えられます。例えば、家の周りのものから、玄関、リビング、居間、台所、風呂場、庭、などにあるものを順番にすることもできます。さらに、家から学校や会社までの道順にあるものや十二支、駅名やバス停など基礎となるものは数多く考えられます。この基礎を増やしていけば、50個や100個のものでも記憶できます。そんなに多くのものを順番に記憶する必要はないと思うかもしてません。しかし、司法試験などを目指す人は、憲法の条例100条(補足を入れると103条)を暗記しなければなりません。このようなものを記憶するには基礎結合法は効果的です。例えば、42番目が電子レンジだとします。するとテレビを見れば、憲法第42条を思い浮かぶようになります。まずは、番号の基準となる「基礎表」を作成して下さい。20個、50個、100個と増やしていけば、憲法の条文を記憶することは不可能ではありません。

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