e834b60a21f31c2ad65a5854e5494290e773e6c818b5164792f5c671a7ea_640

小学生でも分かるように置き換える

法律の条文など難しいものを記憶する時に大切なのが、分かりやすく「置き換える」ことです。記憶できないのは、きちんと意味が理解できていないからです。小学生にも分かるような言葉に置き換えて覚えることが記憶の達人になる近道です。まずは、抽象的な言葉を分かりやすいものに置き換える練習をしてみましょう。例えば、「アメリカ」という言葉なら、「自由の女神」「星条旗」「メジャーリーグ」「ハリウッド映画」など浮かんだ言葉を言って下さい。

では、実際に置き換えてみましょう。深く考えないで思いついた言葉を言って下さい。
①文学 →(  ) ②勉強 →(  ) ③商売 →(  ) ④苦手 →(  )
⑤濃度 →(  ) ⑥有名 →(  ) ⑦愛 →(  ) ⑧正直 →(  )
⑨昇進 →(  ) ⑩実験 →(  )

なかなか思いつかない言葉もあるかもしれませんが、練習していくうちに言葉が浮かんでくるようになります。大切なのは、分かりやすく置き換えることです。

 

試しに、以下の言葉を小学生でも分かるように説明して下さい。
①サミット ②男女雇用機会均等法 ③通信傍受法 ④裁判所 ⑤ドラフト会議

 

ドラフト会議なら少しは分かりやすく説明できる気はしますが、残りのものはどう説明したら良いか悩んでしまいますね。しかし、この言葉を分かりやすく説明できなければ法律の条文などきちんと記憶することはできません。

例えば、「通信傍受法」の第一条では、以下のように書かれています。

(目的)
第一条 この法律は、組織的な犯罪が平穏かつ健全な社会生活を著しく害していることにかんがみ、数人の共謀によって実行される組織的な殺人、薬物及び銃器の不正取引に係る犯罪等の重大犯罪において、犯人間の相互連絡等に用いられる電話その他の電気通信の傍受を行わなければ事案の真相を解明することが著しく困難な場合が増加する状況にあることを踏まえ、これに適切に対処するため必要な刑事訴訟法 (昭和二十三年法律第百三十一号)に規定する電気通信の傍受を行う強制の処分に関し、通信の秘密を不当に侵害することなく事案の真相の的確な解明に資するよう、その要件、手続その他必要な事項を定めることを目的とする。

この文面を小学生に読んで聞かせても、意味が分かるはずはありませんね。大人でも頭が痛くなるような文面です。もし、以下のような文章だとしたらどうでしょう。

(目的)
この法律は、暴力団などの組織的な犯罪を未然に防ぐことを目的に作られました。複数人で共謀する殺人や麻薬やけん銃など取引では、電話やメールなどが連絡手段として使用されていますが、事前にこのやり取りを傍受できれば、重大犯罪も未然に防ぐことができます。そのために、刑事訴訟法で規定されている「通信の秘密」を侵害せずに真相が解明できるように、法的な手続きや必要事項を定めました。

この説明なら、大部分の大人は理解できるでしょうし、さらに噛み砕いて言えば、小学生でも分かるはずです。

変換力(置き換える力)を鍛えれば、記憶の容量は確実に増えていきます。是非、変換力を鍛える練習をして下さい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA